副業で得た収入に確定申告は必要？

副業で得た収入に確定申告が必要かどうかは、 副業の所得金額 によって異なります。

■ 20万円を超える所得がある場合

会社員、パート、アルバイトなど、給与所得者の方が副業で20万円を超える所得を得た場合は、確定申告が必要です。

給与所得者の場合、本業の勤務先で年末調整が行われますが、副業による所得は年末調整の対象 にならないため、自分で確定申告をして申告する必要があります。

■ 20万円以下の所得がある場合

副業による所得が20万円以下の場合は、確定申告は不要です。

ただし、医療費控除やふるさと納税などの控除を受けるために確定申告を行う場合は、副業の所得が20万円以下であっても申告が必要となります。

■ 確定申告が必要かどうか判断するポイント

以下のいずれかに該当する場合は、副業の所得が20万円を超えている可能性があるので、確定申告が必要かどうか判断する必要があります。

副業で得た収入の合計金額が20万円を超えている
複数の副業を行っている
副業で経費を計上している

■ 確定申告の手順

副業で得た収入を確定申告する場合は、以下の手順で申告を行います。

副業の所得金額を計算する
確定申告書を作成・送信する
税金を納付する
詳細は、国税庁のホームページでご確認ください。

https://www.keisan.nta.go.jp/kyoutu/ky/sm/top

■ その他、注意すべき点

副業の所得は、雑所得として申告します。

副業で経費を計上する場合は、領収書などの証憑書類を保存しておく必要があります。

確定申告が初めての場合は、税務署や専門家に相談することをおすすめします。